共同通信社
W杯ジャンプ女子個人第1戦で、12位だった高梨はジャンプに迷いのある状態で臨み「1本目も2本目も違うところを意識して飛んだので、ばらつきが出てしまうところはある」ともどかしそうだった。1回目はK点の1メートル手前に着地し、2回目はさらに距離を落とした。
男女通じて史上最多の通算63勝を挙げてきたが、昨季はルール改定に伴うスキー板の形状変更に戸惑い、初めて勝利なしに終わった。周囲のレベルも上がっていることを痛感し、オフは新たな刺激を求めて男子の小林陵侑とも合同練習した。
まだ試行錯誤している最中。苦しい滑り出しとなったが伊藤の優勝は「すごくいいものを見せてもらった」と発奮材料になった。
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