日刊スポーツ新聞社
<カーリング:世界ジュニア選手権(女子)>◇4日◇ドイツ・フュッセン◇決勝
前回王者の日本が7-9でスコットランドに敗れ、2連覇を逃した。
同大会は21歳以下による世界一決定戦。1次リーグを6勝3敗で4位通過し、決勝トーナメントに進んだ。決勝は2-3で迎えた先攻の第5エンド(E)で2点をスチール。中盤以降は優位に試合を進めた。
しかし、7-4で迎えた第9エンド(E)に3点を献上。先攻エンドでNO・2までを作ったが、相手にランバックからのダブルテークアウトを決められ、同点に追いつかれた。
続く後攻の最終第10Eでは、フォースの三浦由唯菜が、ラストロックとなったドローショットを決めることができず、2点のスチールを許した。敗戦直後、チームは会場内でうずくまり、涙を流した。
昨年5月の前回大会では、23年ぶりに決勝に進出したSC軽井沢クラブジュニアが初優勝。カーリング日本代表の単独チームとして、男女や世代別を問わず、全カテゴリーで史上初の世界一に輝いた。
今大会の選抜チームは準決勝でスイスを下し、決勝へ進出。健闘を続けたが、あと1歩で頂点を逃した。
◆日本代表チームのメンバー
松永愛唯
上野結生
荻原詠理
三浦由唯菜
佐久間優名
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