3月7~19日にかけて、シンガポールで開催されている『シンガポールスマッシュ2023』。
本日(13日)行われた女子シングルス2回戦では、東京五輪金メダリストの陳夢(中国)が世界ランキング42位(3月7日発表)のサマラ(ルーマニア)に2-3で敗れるなど波乱もあった。
日本勢では、同じく2回戦に出場した平野美宇(木下グループ)が世界ランキング3位の王芸迪(中国)にフルゲームで勝利し、見事3回戦に勝ち上がった。
平野美宇 9、4、-7、-4、10 王芸迪(中国)
平野は、出足からバッククロスでのラリーで強さを発揮し、緩急のつけたボールで王芸迪の打球タイミングをうまく崩し、早くも2ゲームを先取。しかし、3ゲーム目からは王芸迪も徐々に平野のボールに対応し、勝負の行方は最終ゲームにもつれこむ。
最終ゲームでは、両者ともに一歩も譲らない激しいラリーが続き、10-9で王芸迪が先にマッチポイントを握ったが、最後まで粘り強く戦った平野が3点連取で見事勝利となった。
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