報知新聞社
女子3メートル板飛び込み決勝は、21年東京五輪代表の三上紗也可(日体大)が合計364・45点で2年連続5度目のV。参考だが、東京五輪で強豪の中国勢に割って入る銀メダル相当の高得点だった。また、2位以下には約60点差と圧倒した。
予選ではミスが続き、「たくさん泣いた。自分自身がすごく自信をなくしてしまった」と沈んだが、周囲からの励ましの声を力に、決勝までの約1時間30分でメンタルを立て直した。 決勝では、「『何も失うものはないし、大丈夫』と言い聞かせて飛んだ」と、大技「5154B(前宙返り2回半2回ひねりえび型)」で自身初の80点台。こん身の演技をそろえ、「精神的に成長したなと思う」と笑顔がはじけた。過去の実績から、すでに世界選手権代表に内定済み。大舞台では、24年パリ五輪の代表権が懸かり「大切に飛んでいきたい」と意気込んだ。
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