報知新聞社
◆体操 ▽NHK杯 第1日(20日・東京体育館)
世界選手権(9月開幕・アントワープ)代表選考を兼ね、全日本の得点を持ち越して個人総合で争われ、全日本2位の宮田笙子(順大)が、合計161・063点で連覇達成。右かかとの疲労骨折を抱えながらも、3種目めの平均台で首位に立ち、最後の床運動もミスなく演じて逃げ切った。
全日本3位の岸里奈(戸田市スポーツセンター)が合計160・963点で2位に入った。2015年大会の杉原愛子以来となる15歳の高校1年生での大会制覇は惜しくもならなかった。
3位は全日本4位の深沢こころ(筑波大)で、合計159・464点。全日本を制した渡部葉月(筑波大)は、跳馬で尻もちをつき、22年世界選手権で優勝した平均台でもミスが出て、得点が伸びず、合計158・329点で4位だった。
上位4人は世界選手権の代表に決定。残り1人は 、6月の全日本種目別選手権で選出する。
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