スポーツニッポン新聞社
◇サーフィンワールドゲームズ第6日(2023年6月5日 エルサルバドル)
24年パリ五輪予選を兼ねて行われ、女子の松田詩野(20)のアジア1位が確定し、条件付きで五輪出場権を獲得した。来年2月に開幕予定の次回ワールドゲームズ(WG)に出場する条件を満たせば五輪切符が確定する。日本連盟は来年のWGに派遣する方針を決めており、事実上、全競技を通じてのパリ五輪内定第1号となった。
松田は4回戦に敗れたものの、敗者復活6、7回戦を突破。一方で日本の都筑有夢路(木下グループ)、前田マヒナを含む他のアジア勢が敗者復活5回戦までに敗退が決まったため、アジア1位となることが確定した。
この日の全競技終了後には、国際連盟のフェルナンド・アギーレ会長から“五輪切符”を模した記念プレートを贈られた松田。同連盟公式サイトを通じて「五輪前年に出場権を獲得できて本当に幸せです。チョープー(パリ五輪でサーフィンの会場となるフランス領タヒチのポイント)はとてもチャレンジングな会場なので、良い波に乗れるように来年まで準備したい」とコメントした。
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