スキージャンプ女子のワールドカップ第17戦が5日、ドイツで行われ伊藤有希選手が6シーズンぶり6回目の優勝を果たしました。 日本勢は丸山希選手が2位、エースの高梨沙羅選手が3位に入り、表彰台を独占しました。
スキージャンプ女子のワールドカップ第17戦は5日、ドイツのビリンゲンのヒルサイズ147メートルのラージヒルで行われ、日本勢は4人が出場しました。 前の日に同じ会場で行われた16戦で4位に入り調子を上げている伊藤選手は、この日も1回目でジャンプに有利な向かい風の中、137メートルを飛んでトップに立ちました。 2回目も135メートル50と安定したジャンプを2本そろえて合計ポイント233.3で優勝し、2017年シーズン以来、6シーズンぶりの通算6勝目を挙げました。 また丸山選手は、霧で視界が見えにくいコンディションの中での1回目に133メートルを飛んで4位につけると2回目には136メートル50とさらに飛距離を伸ばして合計ポイント229.0で順位を2つ上げ2位に入りました。 丸山選手は、ワールドカップで自身初の表彰台となりました。 さらに、1回目にトップの伊藤選手と6.3ポイント差の2位につけたエースの高梨選手は、2回目で133メートルと飛距離を伸ばすことができなかったものの合計ポイント222.6で3位に入り、2戦連続となる表彰台に上がりました。 この結果、日本女子が初めて表彰台を独占する快挙を達成しました。 このほか日本勢は、勢藤優花選手が10位でした。
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